第10回拙者杯カレイ選手権大会

大会要綱

  • 開催日:2005年12月3日(土)~4日(日)
  • 対象魚:カレイ匹長寸勝負
  • 開催場所:福島・呼子方面~糸島半島
  • ルール:竿は1本。
  • 集合場所:二丈パーキング先西側の空き地
  • 集合時間:5時00分
  • 競技時間:5時30分~12時
  • 検量時間:12時~12時30分
  • 表彰時間:12時30分~ 
  • 表彰:優勝、準優勝、第3位、他魚の部
  • 賞品:
    • 【優勝】優勝トロフィー、キス金バッジ、賞金(9,000円)
    • 【準優勝】キス銀バッジ、賞金(5,000円)
    • 【第3位】賞金(3,000円)
    • その他に参加者全員に賞品があります。気に入った賞品を自由選択。
  • プレゼント:
    • ウエットおしぼり(ダイワさん提供)
  • 賞品提供:
    • フィッシングシート(ダイワさん提供)
    • A-CD-ROM(拙者提供)
    • 福どんさん(自家栽培野菜)
    • 見学人さん(カレイ用ハリス)
    • 投乃助さん(錘、道糸、大会DVD)
    • 大会で釣ったカレイとスズキ
  • 会費:2,000円
  • 大会委員長:拙者
  • 実行委員:
    • 見学人さん:総合司
    • 福どんさん見学人さん:本部設営、受付、集金、検量、表彰式、写真

大会結果

表彰

  • 優勝:見学人さん 40.5cm
  • 準優勝:該当無し
  • 第3位:該当無し

他魚の部

  • 見学人さん スズキ 48.5cm
  • u-chanさん キビレ 43.5cm

参加者

  • 11名

大会の模様

1年前の同大会は相賀漁港に朝集合で1日だけの大会だったけど、今回は2日間通しの大会にしました。午前0時からのスタートOKというルールだったので、昨年準優勝の見学人さんは金曜日の夜22時に相賀漁港に到着し、場所取り。すげー、昨年の雪辱をはらす為に根性です!

 拙者が土曜日の朝、6時半頃二日市でうどん食べて掲示板に「ただいま、朝うどん中。拙者は9時頃から釣り開始予定です。参加のみなさんはりきって。大会の模様は都度カキコします。」と。書込終わったと思ったら、「相賀でスタートしますよ。」と、見学人さんから電話。やっぱ、気合いが違います。
「拙者は2時間半以上あとになりますよ。」
「拙者さんが来る前に1枚ゲットしておきます。だって。

7時10分頃にu-chanさんが福島でスタート。
7時20分頃にオヤスマンさんが馬蛤潟でスタート。
7時50分頃に愛宕浜漁協さんが馬蛤潟でスタート。
続々とスタートした。やべー、1時間寝坊してしまったからなー。先に釣られたら、やな感じ。

 エサを何グラム買おうか迷ったので、見学人さんに電話した。「エサ取り多いので、青虫1kgと岩虫200g買いましたよ~。」って、一人でそんなに使うのかよ。

1キロ??拙者は青虫600gに岩虫100gにした。これでも多そう。ようやく9時半頃に相賀漁港到着。時間が遅かったので、釣り場は満員。なんとか見学人さんの横にもぐりこんだ。見学人さんがスタートしてから既に3時間ぐらい経過していた。
「どーですか?まさかもうゲットしたんじゃないでしょうね?」と、拙者。
「ぜんぜん、だめ、エサ取りの猛襲でカレイが餌食べる暇もない。」と、見学人さん。あーよかった。3時間のアドバンテージは無し。

 見学人さんが1キロもエサを買った理由がよ~く分かってきた。1本目の竿に餌を付けて投げたあと、2本目3本目と投げ、1本目を上げてみると、もうエサは付いてない。何それ??アタリもなく、何かがエサを上手に食ってる。
天気は快晴。若干の追い風。波は無し。絶好の釣り日和。満潮11時頃なので、その頃にはきっとカレイが来るぞー。なんて言ってたら、なーんもこん。エサは相変わらず、あっという間になくなる。どうやら、小さなメゴチみたい。

 「こんなに忙しいカレイ釣りは初めて。」と、見学人さん。確かに、ゆっくりする暇がない。エサ付けて投げて、エサ付けて投げての連続。あっという間に100g無くなった。見学人さんは300g完食。おかわり取りに車に戻った。恐るべし、見学人さんは、1本の鈎に5匹ぐらい掛けて、段差にしてるから、合計10匹!!そりゃー、無くなるのも早いはず。

 見学人さんのタックルをよーく見たら、何だか、ピカピカ。もしかしてもしかしたら・・・・・。やっぱりねー。newスピン3本欲しいって言ってましたよねー。それも並継ぎ425CXじゃないですか。おまけにリールはダイワBASIA45QDⅡじゃないですか。金と銀でピッカピッカ。3セットで軽く30万円オーバー。思わず卒倒しそうになりました。

 12時半が過ぎて、ぐったりしている時に、「皆さん、頑張ってください。宇部で苦戦中です。木っ端カレイ2匹です。」と、てらさんから掲示板に書込があった。木っ端でもなんでもカレイには違いない。今回てらさんは、参加できなかったけど、しっかりプレッシャーかけられてるよ。

 他の場所にいる3人もまったくダメ。来るのはキスとヒガンフグだけみたい。愛宕浜漁協さんは福島へ場所移動。オヤスマンさんは相賀漁港に移動してきた。オヤスマンさんは拙者杯初参加で遠路はるばる玉名からの参加です。その後、投乃助さんが登場。てっきりスタートするんだとばかり思ってたら、唐津にエサを買いに来て相賀まで様子を見に来ただけだったんですね。コーヒー差し入れありがとうございました。
「たぶん、夜中から馬蛤潟に入りますよ。カレイが釣れたら電話していいかな?」と、投乃助さん。
「もちろん、OKですよ。」

 結局、夕方まで粘ったけど、拙者は20cm位のキスを1匹ゲットしただけ。この日スタートした5人ともカレイは釣れなかった。これで初日からスタートしたアドバンテージは無しになってしまった。

 夜は愛宕浜漁協さんと合流して、見学人さんの唐津での定宿に宿泊した。学生寮みたいな民宿。朝食無しにしたら4700円。和室一人部屋。改築(新築??)したてできれいなとこでした。話題はもちろん、明日入るポイントの事。愛宕浜漁協さんは今日馬蛤潟に入ったので、福島方面のどこか。見学人さんは相賀に見切りを付けて馬蛤潟に決定。拙者はメイン会場の妙見埠頭に決めた。いずれにしても天気予報は雨なので、釣り場に車をべた付けできる所でないと、厳しい。

 大会第2日目の朝。起きたら既に愛宕浜漁協さんと見学人さんは出発した後だった。外はやっぱり雨。なんだか気合いが入らない。宿を出たのは6時半過ぎ。妙見埠頭に着くと、カレイ狙いで地元のおっちゃん達が数人いた。話を聞くと、11月からコンスタントにカレイが上がっているそう。期待して、竿だしした。

 他のみなさんは、馬蛤潟に投乃助さん、見学人さん、釣り吉さん、kawaさん、落ち武者さん。福島にu-chanさん、愛宕浜漁協さん。相賀漁港に福どんさん。竿を出してしばらくしたら、見学人さんから電話が入った。
「カレイ釣りましたよ。それにスズキも」
「えー、何センチ。」

「カレイが40オーバーで、スズキは50センチくらい。」
すげー、やられたー。やっぱ馬蛤潟だったか~。
今から馬蛤潟へ移動するか?でもこの時間からじゃ、ここで粘ってた方が得策。俄然闘志がわいてきた。と言っても、釣れるのはデカイ毛虫ばかり。おまけに雨は強くなるし、雷は鳴るし。

 8時過ぎにホテルマンさん到着し、拙者の横で竿だしした。チヌ狙いで撒き餌をしていたおっちゃんが置き竿していた竿に25cm位のカレイがヒットした。足下にいたみたい。それからは2色未満狙いに徹した。

 さらに遅れて10時半頃、オヤスマンさん到着。缶コーヒーの差し入れありがとうございました。昨晩飲み過ぎて寝坊したみたい。それでもめげずに竿だし。この頃には雨も上がり曇り空。さっきカレイを釣り上げたおっちゃんが今度はマダイを釣り上げた。オヤスマンさんがタモ入れを手伝った。この埠頭で釣っているのはこのおっちゃんだけ。と思ってたら、すかざず、オヤスマンさんが20cmオーバーのキスを2連でゲット。何それ、もしかしてキス仕掛け??

 余裕の表情の見学人さんが妙見埠頭にやってきた。「ほぼ優勝と他魚の部は確定ですよ。」と、拙者。
愛宕浜漁協さん、投乃助さん、落ち武者さんも合流してきた。そろそろ、大会終了の13時。釣り吉さん、kawaさんを除く全員が集合して、大会本部を設営し、受付した。メインイベントの検量は釣り吉さんとkawaさんが到着してから行った。

 みんなが、見学人さん注目。クーラーから姿を現したカレイはやっぱでかい。40cmオーバーのカレイを目にしたのは初めてだった。卵を持っているのか、身が厚いこと。すげー。刺身にしたら旨そー。検量の結果は40.5cm。釣り上げた時は41cmはあったはず。続いてスズキ。これもまた立派な大きさ。48.5cmあった。これも釣った時には50cmはあったはず。カレイもスズキも賞品にまわった。これはビッグな賞品。

 結局カレイはこの1匹だけ。よって準優勝と第三位は該当者無し。他魚の部の次点はu-chanさんでキビレ43.5cm。u-chanさんは昨日キビレをヒットさせて、取込中に目の前でぽっちゃんしたみたい。カレイ鈎が伸びたらしい。今日は丸セイゴ16号に代えてトライして、2匹のキビレをゲット。

 カレイを賞品にもらった幸運な人は釣り吉さん。スズキをもらったのはu-chanさんでした。

 大会参加した皆様、雨が降ったりやんだりの寒い中、大変お疲れ様でした。第1日目が不調に終わったので、一時はどうなる事かと思いましたが、さすがは見学人さん、ぶっちぎりです。すべてはカレイ釣りに賭ける情熱の賜物です。今回、準優勝者と第三位が該当者無しだったので、予定していた賞金は大会本部用テントの購入資金にまわさせていただきます。表彰式でうっかりしていて、優勝者コメントと皆さんからのコメントを頂くのを忘れていました。後で頂いたみなさんからのコメントを掲載します。

  • 優勝者 見学人さん:拙者様、ご参加の皆様お疲れ様でした 昨年同時期のカレイ釣り大会では準優勝だったもので、何とか今回も上位入賞と 思っ て当日に望みました 自分なりの予想シナリオは 初日の土曜日は晴れの予報、この日が勝負! 通い慣れた相賀のMYPOINTを確保し、日の出から日没までで30cm台を2~3枚確保 2日間は雨の予報なので、妙見か東港辺りで車横付け、30cm弱を1枚追加し終了 他の場所でBIGSIZE出なければ、上位に食い込めるかな・・・ なんて思っておりましたが・・・結果は自分的には予想外のBz!!(皆さんも! ) 2日目は気合を入れなおし、馬蛤潟まで行ったのが良かったみたいです (釣れたのは、ただ運が良かっただけですが・・) 今回は思いがけず優勝することが出来、自分にとって思いで深い会になりました 。
  • u-chanさん:昨日は天気は良かったのに貧果に終わり、今日こそはと意気込 んでいたのですが、一転して荒天となり残念でした。 カレイを諦めて、昨日のリベンジ〔チヌの抜き上げでカレイ針を伸 ばされさよならでした。〕で福島でチヌ狙いに転向 し、キビレ2尾ゲットして家族へのお土産が出来ました。 他魚部門も見学人さんに持って行かれてしまいましたが、いい仲間に出会えた事に感謝しています。次も是非参加させて下さい。
  • 釣り吉さん:大会、無事終了しました。 本当にお疲れさまでした!! 何のお手伝いもせんで、申し訳ありませんでした。 次回は、表彰式の後に会食会でもやりましょうか・・・?
  • 落ち武者さん:とにかく大変な気象でしたが、久々みなさんと一緒に釣りが 出来たので楽しむことが出来ました。 見学人さんが釣ったのを見て、俄然やる気がでましたが、 空回りしてしまいました。妙な生き物は釣れましたけど・・・ 次回の越冬キスは、今回参加出来なかった皆さんと又、 釣りが出来ればと思います。 「今週はリベンジ行くっすよ~」
  • 福どんさん:荒天の中、実績場の相賀に入りましたが、雨と強風それに雷で断念しました。(竿を取る際に指先から火花が出てビックリ。初めての体験でした)年間のカレイ目標20枚に向かって精進します。
  • オヤスマンさん:お疲れ様でした。また、有り難う御座いました。 鰈は釣れなかったけど、楽しかったです。 2日目は寝坊しましたけど、楽しい2日間でした。 また参加します。
  • ホテルマンさん:カレイは待ちの釣りだし、釣れる釣れないは運、くらいにしか思っていませんで したが、しかるべき見学人さん の優勝で、やっぱり腕なんだということがよ~くわかりました。見学人さん、お めでとうございます、さすがです。
  • 投乃助さん:寒い中2日間お疲れ様でした。1時半ごろ馬蛤潟に入りましたが落ち武者さん一人だけで先日カレイを釣った場所に誰も居なかったのでラッキーと思い竿を出したがカレイも居なかった、その後、kawaさん、見学人さんが来られましたが見学人さんの一人舞台でした。さすがカレイ名人ですね。
  • kawaさん:ただただ、見学人さんの運《カレイを引き付ける》を味方につける実力には敬服しました。
  • 愛宕浜漁協さん:2日間、馬蛤潟、福島、仮屋と回りましたがボーズ。「絶対釣るんだという強い気持ち」と「粘り続ける忍耐力」が欠けていることを痛感しました。

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