2013フィッシングショーOSAKA

2013年2月2日-3日

今年も行って来ました。

年に1回の大阪でのフィッシングショー。
例年新幹線で行って行っていたのですが、今年は飛行機。Jet Starにしました。福岡-関空往復で8000円程度。驚異的な値段です。

関空からリムジンバスに乗るとフィッシングショー会場横のホテルに直行できるので、超便利です。

今年一番気になっていたのは、シマノキススペですが。どうやらモデルチェンジしないようなので、新製品盛り沢山のダイワブースから行きました。

グローブライド

メインステージでは村越さんが「マグシールド」の威力を説明中でした。これは後ほど説明するとして。

■サンダウナーコンペエディション並継

前モデルがⅡだったので、次はⅢと思いきや、数字無し。
「サンダウナーコンペエディション」でした。
フルラインナップ11アイテムとは驚きです。特に、43号-415。振ってみましたが、ほとんど鉄棒です。しかし、先径は3.8mmと細い。そこで、スタッフに色々と聞いてみました。

前モデルに比較して、先調子、先が柔らかい、胴が堅くて粘りがある、方向性が良い、キャスティング重視でありながら実釣にも良い。旧モデルとの掛けカーブ比較を見ると一目瞭然です。

投げカタログにも掲載されていましたが、キャスティング大会優勝者4名のサンダウナーコンペエディションプロトモデルが飾られていました。


今年のサンダウナーはキャスティング派、遠投実釣派にとっても、魅力的な竿に仕上がっています。これは買いですね。超お勧めです。グローブライドさん、生産計画上方修正お願いいたします。

■ロングサーフT振出

置き竿用長尺ロッドとして、根強い人気のコストパフォーマンス抜群のロングサーフがやっとモデルチェンジしました。巨ギス狙い、足場の悪い磯場や波止で威力を発揮するでしょう。欲を言えば、遊動Kガイドを採用して欲しかったです。残念。購入してから遊動Kガイドに変更される事をお勧めします。

■キャスティズムT振出

短尺、軽量のキャスティズムが遊動Kガイドを装備してモデルチェンジしました。この竿は前回もそうでしたが、一般的な4本継の振出竿と比較して仕舞寸法が長すぎます。15号-290は154cm、それ以外は134cm~142cm。継ぎ数が2本~3本と少ないので仕方無いでしょうが、キャスティズムのうたい文句「軽快さ、携帯性、機動性に優れた振出竿」には相反します。次回のモデルチェンジでは思い切って5本継ぎにして、仕舞寸法80cmを切ってはいかがでしょうか。

■スカイキャスター並継

25号-405、27号30号33号に385が追加になりました。軽量仕様は魅力ですね。
25号-385が無いのがよく判りませんが。

■トーナメントサーフ45/45QD

昨年のフィッシングショーOSAKAでは真っ赤なZ45リミテッドエディションが発表され、数量限定販売だったために、買えずに悔しい思いをされた方が多数でした。
まさか45が今年モデルチェンジするとは・・・・。こうなると、Z45リミテッドを買えた方が良かったのか、買えなかった方が良かったのか、複雑です。


拙者の予想では、トーナメントサーフ35がモデルチェンジすると思っていたのですが、大はずれでした。カタログを見ると、トーナメントサーフ35はまだ掲載されてます。1年以上前からメーカー在庫無しなのですが、不思議です。また生産するのかな??

気を取り直して、レポートします。
Z45→45・・・・Zが取れて気が抜けた名前になりました。Zは継承して欲しかった。
それと06PE、LG06PE??この数字は何でしょうね。ちなみに旧モデルの極細、極細LGと同じ糸巻き量(PE0.6号250m、0.8号200m)です。


色はガンメタ&レッド。
とっても格好良い。
でもきっと、2年後にもっと格好良い、45リミテッドエディションREDが登場する事でしょう(笑)

モデルチェンジ最大の特徴はマグシールドを搭載したことです。メインシャフト(スプールを装着する軸です。)が上下するローターとカプセルボディとの隙間に『マグオイル』と呼ばれる液体の磁性流体を使用したDAIWA革新の防水構造。磁性流体と名のつく通りN極とS極の接近によって生まれたマグオイルの膜がパッキンの役目をはたして水や塵を遮断。これにより初期の回転性能が長期間持続するらしい。


海水テストした比較品で、実際にハンドルを回してみました。
非搭載モデルはゴリゴリ感。
搭載モデルは軽~い。
でもこのおかげで、重量が375g(旧モデルよりも15g増えてます)

マグシールド構造説明は他のリールで大々的にやってました。なんとよく見ると、他のリールではラインローラにも採用されてます。がっかりです。ダイワさん、次回モデルチェ時の際には是非ともラインローラにもマグシールドを採用して下さい。


45QDはというと、旧モデル同様に、45にクイックドラグ付き5号スプールを搭載したモデルです。旧モデル同様に、45QD用ドラグスプール、クリックホルダーリーフSP、クリックホルダーを45に装着する事により、ドラグリールに早変わりします。


拙者の投げ釣りでは、45純正スプール、45QD純正スプール、45QDドラグスプールキットを販売予定です。

■D-MAX シロギス徳用SS 投魂T-1/T-2

シロギスの喉奥にハリ掛りさせ、確実にキャッチさせる事が特長の投魂T-1/T-2がモデルチェンジしました。ハリの表面にフッ素系特殊プレーティング加工を施すことで、刺さり性能は従来の塗装ハリに比べて最大40%(平均約20%)アップ。この技術はSaqSas(サクサス)という名称。

刺さりが良いので、餌付け時や、キスから鈎を外す際には要注意ですね。うっかり指や衣類に刺さるとやっかいですね(笑)

50連結仕掛けも有りますが、何故かアピール仕様とハリス結び仕様がカタログから消えてました。そして、旧製品T1は3号から有ったのですが、3号が無くなりました。残念です。

■フロートシンカーW

昨年発売予定でしたが、強度不足から仕切り直しになったフロートシンカー。
今年こそは大丈夫でしょうか?
20号~30号の5アイテム。オープン価格です。

鉛やタングステンではなく、亜鉛のオモリです。光沢があるシルバーを出すには亜鉛が良いのでしょうが、鉛やタングステンに比較して低比重なので、体積が大きいのが難点です。白い部分は樹脂で、その中に発泡素材が充填されています。断面写真を見ると構造がよく判ります。実際には、ステンレス鋼線が亜鉛部分からシンカー上部まで貫通されてるとの事です。


SESSYA超発泡シンカーと比較して、全く異なる構造と大きさです。発泡部の体積が小さいので、浮力効果は比較的小さいと思われますが、亜鉛部分との組み合わせが興味あります。早く実釣比較してみたいです。

■CPサイドボックス

拙者超軽量サイドボックスにヒントを得て(笑)、昨年製品化されたCPサイドボックスは右側装着仕様でした。今年は左側装着仕様が追加されました。ちなみに拙者超軽量サイドボックスは左右どちらにでも装着可能です。

■クーラーDAIWA ZS700 Z1100

6面真空パネル仕様で最高の保冷力を実現したクーラー登場です。投げカタログにも掲載されてますが、何故か魚投入口が見当たりません。着け忘れたのでしょうか(笑)
ZS1000は定価33000円とかなり高額です。ちなみに保冷力イマイチですが魚投入口があるGU1100Xは11000円です。

■サーフベストDV-3603

サーフベストが復活しました。以前よりもかなりシンプルデザインです。キャスティング時の腕上げ動作を考慮した大型アームホール。両胸スリットポケット奥にピンオンリールホルダーを2個装備。背面は温度調節が容易になる2WAYサーモハッチバック仕様です。
定価11900円。

■ラッシュガードシャツ

格好いいラッシュガードを見つけました。ブラック、ホワイトの2色。
吸水速乾、UVカット機能で夏場の釣りを快適にサポート。
長袖DE-6003:定価5,300円 半袖DE-6103:定価4,750円

■UVカット吸水速乾アームカバー

昨年カタログ落ちしてたアームカバーが復活しました。しかも3色も。定価1940円。

■CPシンカーホルダー3P/6P

現行品はダークグレーのみですが、新製品はブルーとライトグレーの2色になりました。仕様は変更無しです。

■DV-1

お手軽な釣りに、ロッド、リール、道糸、バッグの4点がセットになった、DV-1。
定価16000円。チョイ投げに使えそうです。

シマノ


今年こそ、キススペモデルチェンジが期待されたのですが、残念ながらチェンジ無し。ロッドの新製品陳列が無いのは、初めてかも知れませんね。そのためブースも何となく活気が有りません。

スピンパワー並継、振出がずらりと並んでました。相変わらずスピンパワーは超人気です。

■スーパーエアロ サーフリーダーCI4+(4月発売予定)

30と35が同時発売。フリーゲンの下位機種なので、正直あまり期待していなかったのですが、予想に反して大変魅力的な商品です。


35はキススペコンペ、キススペMg、フリーゲンなどと互換性があるスプール仕様。「大径スプール」「4度角テーパースプール」、「スーパースロー5」に加え、スーパーエアロフリーゲンにも採用された「ワイドローター」を搭載。さらに新フィーチャー「0°ボディ(ゼロドボディ)」が採用され、先進の遠投テクノロジーが満載です。

30は35に比較して一回り小さな30ミリストロークの小型軽量ボディに、先進の遠投テクノロジーが満載。スーパーエアロキススペシャルコンペエディションと同じ355g。驚異の軽さです。

これは、お買得でしょう。
特に30はお勧めです。
拙者の投げ釣りでは30替スプールも販売予定です。ご期待下さい。


■パワーエアロスピンパワー(6月発売予定)

今までのパワーエアロスピンパワーは重すぎて好きになれなかったのですが、新製品は全体の設計を見直し、大幅にコンパクト化することにより、100g以上の軽量化に成功。シマノツインドラグシリーズで最軽量モデルとなりました。早く価格が知りたいところです。

■PE道糸

あり得ないほど、大幅に安くなりました。驚きです。そして250m仕様が追加になりました。
SPIN POWER EX4 PE 250m 0.6号~ 定価6750円
SPIN POWER EX4 PE 200m 0.6号~ 定価5400円(2100円値下げ)
SPIN POWER EX4 PE 200m 1.5号~ 定価4000円(2000円値下げ)

■PE力糸

従来は、DURA PE SPIN POWERテーパーチカラ糸、DURA PE KISU SPECIALテーパーチカラ糸の2商品があったのですが、SPINPOWERテーパーちから糸EX4に統合されましたが、統合の仕方がややこしい。

DURA PE SPIN POWERテーパーチカラ糸の仕様の商品は廃番。
DURA PE KISU SPECIALテーパーチカラ糸の仕様の商品が、SPINPOWERテーパーちから糸EX4に継承されました。
2色色分け仕様です。直線部8mは黒、テーパー部4mはピンク、全長12m。
拙者の黒糸にテーパー部をピンクに塗った仕様ですね(笑)
0.8-7号、1-7号、1.5-7号。3本巻。定価3000円。
従来よりも550円安くなりました。

がまかつ

■がま投 バトルサーフ(4月発売予定)

「並継ロッドにひけをとらない圧倒的な反発力を発揮。実際のフィールドテストでは、PE、ナイロンとラインを問わず、一般的な投げ竿よりも半色~1色飛距離が向上します。」と表現されてます。シマノ、ダイワ、がまかつ共に従来、飛距離向上に関して具体的な数値を出した事は無かったと思いますが、今年のがまかつさんは思いきりましたね。
期待したい竿です。最近のがま投の傾向として、がまかつレッドを採用しないのは、何故なんでしょうか。個人的にはがまかつレッドが好きです。

■手返しキス

1分1秒を競うトーナメンターに最速の手返しを「チモト部に軸打ち」加工を施すことにより鈎がつまみやすくなりました。・・・
確かに、素晴らしいアイデアですが、商品名がダサイですね。
ダイワと同じように、テフロン加工・・特殊表面加工「ナノスムースコート」により、抜群の貫通性能があるそうです。
4号~8号。100本入り800円です。
手返しキス50本仕掛 極小金ビーズ仕様 2050円も同時発売されます。

■ロッドスタンド(3段タイプ) GM-2023

従来のがまかつ三脚はイマイチでしたが。今年の新製品はグッドです。

■オモリケース

2年ほど前にササメから販売されていたのですが、廃番になったシンカー収納ケース。がまかつさんが復活させてくれました。Mサイズ/Lサイズの2商品。使えそうです。

■フィッシングベスト

投げ釣りにも使用できるよう独自のカッティングを採用。脇ぐりを大きく取り、竿の振りやすい設計にしています。従来フィッシングベストより着丈が2cm長いロング丈設定です。
ブラックとグレーの2色で、サイズはなんと5Lまであります。

ササメ

■大漁祈願 蒔絵シール

投げ関連の新製品は無いのかな?
いやいや、有りました。

富士工業

■振出Kガイドアイテム追加

バッドガイド用KWM25にアイテム追加(パイプ径17,18,19mm)がありました。

宇崎日新

■ZEROSUM KISU[ゼロサムきす] TYPE0

23号負荷のTYPE0が新たにラインナップされました。
これで、ゼロサムきすは7アイテムとなりました。

景山

■TGタングステンの31.5号、33号、34.5号が追加アイテムとして販売開始。
それ以外にもホワイト、マットレッドなどのカラー天秤も見つけました。

第一精工

■高速リサイクラー2.0

道糸巻の必需品。高速リサイクラーがより便利になりました。単体スプールと連結スプール用にショート・ロング2種類のシャフトを装備。