2006がまかつG杯九州大会

ちょっと言い訳ですが・・・・

トーナメントドキュメンタリーは掲載したいけど、釣具店が多忙で執筆がままならず、あっという間にワールドの釣り大会が終わり、気が付いたら、今週末はシマノジャパンカップ。やばいです。ドキュメンタリーが貯まる一方。なんとか挽回しなければ、と言うわけで、この原稿は大阪出張に向かう新幹線の中で書いています。いつものドキュメンタリーよりもかなり内容が薄くなるかと思いますが、ご勘弁を。

G杯はがまかつの竿が必須。今年は、てらさんから譲ってもらったスーパーキャスティング33-405で挑戦。おいちゃんキャスターさんから譲ってもらったジーシス33-400改(竿先10cmカット)と比べると重いけど飛距離はグッド。感覚に慣れるために、1ヶ月前から朝練習で使い始め、先日の拙者杯でも使用した。

昨年、佐賀県の虹ノ松原で開催されたG杯(拙者は寝坊して不参加)は、高波によるゴミと強風との戦いでした。今年は雨との戦い。大会が始まる前から雨で、1回戦の途中から土砂降り状態。大会本部テントは水溜りの中という悲惨な状態でした。

1回戦はAブロックとBブロックにそれぞれ40人程度に分かれ、約半数が2回戦進出。2回戦は20m間隔のブロック内に二人が入って移動はブロック内の左右チェンジだけという、シビアというか、ポイント決めの抽選が運命の分かれ道という恐ろしいルールでした。

拙者は1回戦はAブロック。AブロックはBブロックに比較してトーナメント常連のツワモノばかり。たぶん、Aブロックになった人みんなが感じた事でしょね。ポイントに入る順番は用意ドンで走って場所確保ではなく、スタッフを先頭に歩いて行って、適当に思い思いの場所に入るという方法。拙者はAブロックの東端に陣取ったキスkenさんとN島さんの間に入った。

今日のタックルはスーパーキャスティング33-405にZ45Ⅱ0.6号道糸、仕掛けはL型固定天秤にデルナー30号錘、モトス1.5号、ハリス0.8号、鈎3.5号7本鈎。エサはチロリ。

試合開始と共に、隣のキスkenさんもN島さんも調子よく連で釣っている。拙者は、なんだかイマイチ。どーもポイントがイマイチ掴めない。それでもなんとか釣れる事は釣れるけど、ほとんどピンがっかり。普通はリリースするサイズばっかり。こんなに小さいの持ってかえってどうすんのなんて考えながら、少しずつ数を増やしていった。

キスkenさんが使っている竿は??
「これ、何年前の竿ですか?」と拙者。

「たぶん、20年以上前の竿。オークションにボロボロの状態で出品されていたので3000円位で入札したら、予想に反して落札してしまい、きれいにリペアしたんですよ。でもこの竿良いよ。」とキスkenさん。
「へー、そうなんだそんな風に見えないですよ。」と拙者。

相変わらず、キスkenさんは好調で10本鈎に5連~8連とぶっちぎりでキスをゲット。なんでそんなに釣果が違うんでしょ。えさは岩デコみたい。やっぱ、竿の違いかな??

残り時間10分位で、キスkenさんは余裕で納竿。2回戦進出は確実なので、この土砂降りの中、これ以上釣らなくてもという考えかな?拙者はぎりぎりまで悪あがき。1回戦突破はきっと無理な釣果で納竿となってしまった。

大会本部に戻って、検量の様子を見ると、やっぱり、キスkenさんはAブロックダントツのトップ。N島さんも、国さんも結構釣っている。Bブロックは予想通り、Aブロックよりも断然釣果が良い。全員が検量終了し、気になる拙者の順位をこっそり覗き見たらなんと15位。やったよ。2回戦進出。よかった。

雨は相変わらず激しく、風も出てきた。なんだか、大会本部テントでは表彰式の準備を始めている。???2回戦無いの??
「すみません、こんな状態なのでやめようと思っています。」とスタッフ。
「みんな、2回戦やりたいんやろ。」と関門の主さん。
「やりたいです。」と拙者。みんなも同じ。
しばらくしてから、スタッフから説明があった。
「2回戦は実施します。ただし、雷が鳴ったら、その時点で中止します。それでは2回戦進出者を発表します。」とゼッケン順に呼ばれ、ブロックを決める為の抽選を行った。拙者は一番東端の好条件のポイント。

2回戦はがんばるぞーと勇んで釣り続けたけど、1回戦同様に波に乗れず、不本意な結果に終わってしまった。そんな中、キスkenさんはまたしてもトップ。2位はABE組のI野さん、3位もABE組のハマちゃん。この3名が、がまかつG杯の全国大会の九州地区選抜選手となりました。確か日程的にダイワのブロック大会とダブっていた。と言う事はI野さんはどうするんだろ?ダイワを欠席するしかないでしょね。

帰り際、
「みなさん、助けてー」と赤竿☆のぎたんさんの声。
見ると、後輪が砂の中に埋まっている。数人で押すけど全然だめ。何かタイヤの下に敷く物があれば、何とかなるかも。探していたら、赤竿☆のぎたんさんの車の中にアルミの板がありました。これを使って、無事脱出。

大会に参加の皆様、土砂降りの雨の中お疲れ様でした。