2007ダイワSBC中国四国九州ブロック大会

ABE組長のおかげで、ブロック大会権利を繰り上げゲットした拙者を含め、チーム拙者の投げ釣り(今後、拙者の投げ釣りから参加する方は、必要に応じて使って下さい。加入クラブは?と聞かれたら、「チーム拙者の投げ釣りです。」みたいな。もちろん、全日本サーフのクラブ員兼チーム拙者の投げ釣りの一員と言う事もありますね。)からのブロック大会出場者は、キスハンターさん、國さん、むらさきさん、パーマン2号さんの5人。

ABE組からはABE組長はじめ、rin.さん、岩ノリさん、I野さん、CIMAさんの5人。相変わらずABE組は歴戦の強者ばかり。
「全国大会の切符5人分はもう決まっとうけん、残り1枚は、拙者達にやる。」とrin.さん。んじゃそりゃ。

大会前日の朝、虹ヶ浜の駐車場。キスハンターさんの車の中。拙者は朝まで爆睡して目覚めすっきり。
「暑くて、1時間くらいしか、寝れんかった。」とキスハンターさん。
外は台風の影響で大粒の雨。しばし雨が止むのを待った。

「おはよー。下見行くよー。」國さん、むらさきさん。パーマン2号さんがやってきた。ようやく雨も小降りになり、下見開始。
遠くも近くもキスは全く居ない。2日前の下見の時も渋かったけど、今日は更に渋い。時間と共に、雨もあがり、波も収まってきた。どうやら台風は逸れたみたい。12時頃、下見終了。

16時30分。宿泊するホテルの前。ABE組5人が到着。
「先に行ってるよ~」と、チーム拙者の投げ釣り5人と、K出さんは予約しておいた前夜祭会場の酒仙洞へ向かった。ABE組5人とにこいちさんが到着して、総勢12人の前夜祭が始まった。他の席もどーやら、明日のブロック大会に参加する人みたい。予約しておいて大正解。

19時過ぎに、前夜祭お開き。明日の受付は4時半からなので、まだ寝るには早い。なぜか拙者の部屋が2次会会場になってしまった。1次会でrin.さんが、焼酎をどんどん濃くするもんだから、かなり酔っぱらった拙者。2次会でもビールと焼酎を飲んで更に酔っぱらい、一体何時に寝たのか?たぶん、10時頃まで飲んで、そのまま爆睡。部屋の明かりもテレビも付けたまま、ベッドの上で気が付いたのが、3時半。それから2度寝してしまい、4時半にロビー集合なのに、お約束の寝坊。

二日酔い状態でタックルをセットして、受付へ。箱の中から取りだしたゼッケンは「A-7」。マズマズだー。國さん、むらさきさん、パーマン2号さんさん、rin.さん、CIMAさん、I野さん、にこいちさんもAパート。Aパート総勢27人中、2回戦進出は11人。

海に向かって、左側がAパート。ゼッケン順に並んで、3秒間隔でスタート。みんな、意中のポイントに入りたいので、走る走る。拙者はほぼ思い通りのポイントに入る事ができた。5m右隣はrin.さん。その10m位隣が國さん。サンダウナーCPⅡを手に取り、継ごうとしたその時、
「あれっ、何で、スレッドの色が違う(>_<)」一瞬頭の中が真っ白に。
「何で何で・・・・」
「し、しまったー、間違って持ってきたー。」
使い慣れた31号は青スレッド、予備竿の33号は赤スレッド。目の前のサンダウナーCPⅡのスレッドは赤・赤・赤(>_<)
「車に戻って取り替えよう。」なんて、おバカな事(試合中は車には戻れません)考えたり、なかなか平常心に戻らず、6時のスタートのホーンが鳴った。

周りは一斉に、投げ始める中、拙者はまだ仕掛も付けていない。國さんが最初の一投で5連のキスをゲットしてのを見た後、拙者はようやく一投目。拙者にアタルのはフグばかり。拙者だけかと思ったら、そーではなく、他の人も釣れるのはフグばかり。キスをゲットしたのは國さんの他数人だけ。rin.さんもイマイチのようで、いつもと違い、ほとんど何も喋らず厳しい表情。実はこの時、拙者以上にひどい二日酔いだったとは知らなかった。そー言えば、昨晩は、ホテルを抜け出して、ホステスのおねーちゃんがいる飲み屋に行ったのは、誰だったかなー?

「拙者移動する。」とrin.さん。
拙者は國さんの隣に移動した。すぐに國さんも場所移動した。数投した後、この場所にも見切りを付けて、拙者も場所移動した。すでに1時間経過、残り2時間。移動途中で、
「拙者、だいぶ釣れとるやろ。」とrin.さん。
「全然、まだゼロ。」
「なんやそれ、マズイやん。」とrin.さん。
と言う事は、ゼロなのは拙者だけかも。
移動先も全くダメ。釣れるのはフグだけ。徐々に焦りが出てきて、本来の自分の釣りができなくなってきた。

ここにも見切りを付けて、rin.さんの横に入った。しばらくすると、
「拙者移動する。」とrin.さんが居なくなった。
そして拙者にようやく待望のキスのアタリ。開始2時間で1匹目をゲット。残り1時間。追い上げ開始。素鈎無しの2連混じりで連続ゲット。型も15cm位でマズマズ。

このころからポツリポツリと雨が降り始め、徐々に大粒の土砂降り。拙者は雨具着て来なかったので、雨の中のお地蔵さんみたいにじっと我慢して、超集中してサビキ続けた。ようやく雨があがり、残り30分。雨のせいか、急にキスのサイズが小さくなった。5cm位のキスが2連、4連。

残り10分。もう場所移動する余裕はない。もう1匹良型が欲しい。このままじゃヤバイ。きっとボーダーラインだ。最後の一投のエサは迷った末、オールチロリを刺した。食うか食わないか運命の分かれ道。そして試合終了のホーンが鳴った。結局、最後の一投は岩デコか青虫で堅く勝負すべきだったかな。

検量の結果は、243グラム。思ったよりも多いけど、予選通過の11人の中に残れるかどうかはビミョー。そして2回戦進出者が発表された。Aパート1位にこいちさん、727グラム。5位I野さん、328グラム、6位パーマン2号さん、326グラム、8位國さん、298グラム、もう少しだ。頼む予選通過させてm(_ _)m もしかしてもしかしたら、ギリギリで予選通過するかも。そして11位は252グラム。
「以上がAパートからの2回戦進出者です。」

ダメー(>_<) もしかして拙者は12位かー。張り出された結果表を見たら、やっぱり9グラム差で12位。やっぱ始めの2時間ゼロだったのはイタイ。せめて1匹でも釣っていればなー。あーあ、ショックデカイ。
この頃にはようやく、二日酔いが覚めてきた。チーム拙者の投げ釣りからの2回戦進出者は、國さん、パーマン2号さん、ABE組からはI野さん、CIMAさん、居酒屋組からは大将のにこいちさん。

あまりにも悔しくて、悔しくて、何もする気になれず、いつの間にか、2回戦が始まっていた。そして残り1時間頃、大会の様子を見に行った。2回戦で入る予定だったポイントは、案の定釣れていた。一番西に國さんがいた。
「デカイの2匹釣ったって。」
「エー、誰に聞いた、内緒にしといたのに。」
「たぶん、大丈夫よ。全国大会の切符ゲット確実」
さっきの土砂降りが嘘のよう。一転して真夏のような蒸し暑さ。横になって昼寝。大会終了のホーンで目が覚めた。

検量の結果は、2位I野さん648グラム、4位長崎の田中さん601グラム、6位國さん550グラム、やっぱり國さん全国大会の切符をゲット。
「拙者さん、むらさきさんがアイスクリームおごってくれるよ。この中の誰かが全国大会出場できたら、おごるって言ってたよ。」
「むらさきさーん。アイスクリーム、ゴチです。」と拙者。

イヤー、虹ヶ浜は難しい。今回で4回目だけど、ここから全国大会に行った人で2回目は、もしかして國さんだけじゃない?