アタリ&取り込み

アタリは大きく分けて2つのパターンがあります、竿先がゆっくり押さえ込まれ、時にはドラッグが鳴る場合(カレイがエサを咥えて沖方向へ移動した時)と、張っていた道糸が緩んでフケる場合(岸に向かって移動した時)です、カレイの場合は小刻みなアタリは殆んどありません。

いずれの場合もアタリが出てからすぐにアワセを入れず、じっくりと飲み込ませます、(タバコ1本位の余裕は持ちたいところです)糸ふけの場合はフケた分の糸だけを巻き取ります。完全に飲み込んだと思ったらドラックを閉め、竿をゆっくりと大きく煽りアワセを入れます、この時PEラインやカレイ針使用の場合は特に慎重に行なってください(スッポ抜け防止)。

巻き上げは竿を立ててゆっくりと引き味を楽しんでください、最後まで海面に浮いて来なければ、かなりの良型です。

この時こそがカレイ釣りの醍醐味です!!ただ、途中に根がある場合は、そこに潜られないように少し早めで強引さが必要な場合もあります。

最後はタモ入れで終了、慣れていない方は近くに人に頼むのがbetterです、周りに誰もいない時は、アタリが出た時点で取り込む場所にタモを持っていくことが重要です。「抜き上げられる」と思っても、必ずタモは入れましょう、ここでバラすとかなりショックです。

<見学人のコダワリ>
アタリを取って、掛かっている事を確信して釣上げるのと、「巻き上げたら重くてカレイが付いていた」では楽しみが数倍違います。自分は、使用する竿の種類、硬さ、道糸の種類、号数、錘負荷は全て統一し、等間隔で三脚に並べます、こうしておくと少し離れた場所からでも、小さなアタリ(糸フケ)が確認できます、是非試してみてください。

カレイが釣れたら

そのままクーラーに入れても良いですが、スカリに入れて釣行終了まで生かせておくと新鮮さが保てます。

小型か釣れたら唐揚、抱卵物は煮付けでしょうね、良型は5枚に下ろして刺身(縁側ももちろん忘れずに!)、イシガレイは調理する前に有眼側の中央部に2ヶ所付いている「イシ」を剥ぎ取ってください、独特の臭みが無くなり美味しく食べられます。