エサの種類と使い方
エサ屋さんで常時手に入りやすく、キス釣りで最も一般的に使われているのが、イシゴカイ(ジャリメ・岩デコ)です。扱いやすく入手もしやすいため、初心者からベテランまで幅広く使われています。
一方、チロリ(東京いそめ)は、キス釣りでは非常に評価の高いベストなエサです。食い込みの良さやアピール力に優れ、状況によっては大きな差が出ることもあります。ただし、取り扱っているお店が少なく、一般的には5月から10月頃までの期間限定で販売されることが多いエサです。なお、一部の店舗では冬場でも扱っている場合があります。
| 種類 | 価格(100g) | 釣果 | 大きさ | 生命力 |
入手 |
| チロリ | 約1500円 | ◎ | 中 | △ |
△ |
| イシゴカイ | 約1200円 | 〇 | 小~中 | ◎ |
◎ |
| 青イソメ | 約600円 | △ | 中~大 | ◎ | ◎ |
エサを鈎に付けるときは、どの種類のエサでも基本は同じです。まず頭の部分を取り除き、エサの中心に沿って鈎を通します。長さは、鈎が隠れる程度を目安に切って刺し、針先はわずかに見えるようにしておくのが基本です。
鈎が小さい場合は、エサも小さめにした方がバランスが良く、食い込みも良くなります。逆にエサが大きすぎると、キャスティング時の空気抵抗が増え、飛距離が落ちてしまう原因になります。キス釣りでは、食わせやすさと遠投性能の両方を意識して、エサの大きさを調整することが大切です。
どのエサもそのまま使うとぬるぬるして、鈎に刺しにくいので、 拙者のこだわり石粉を使うと便利です。
生エサ(石ゴカイ)とマルキュー パワーイソメソフト (中) 赤イソメどっちが釣れる?実験してみました。
実験条件奇数投目は上から順に生エサ、パワーイソメを交互に8本鈎偶数投目は上から順にパワーイソメ、生エサを交互に8本鈎2本の鈎を食っていた場合は、飲み込んでいた方の鈎にカウント
実験時間:6時30分~8時30分(2時間)
実験結果は動画をご覧下さい。
保存方法
どのエサも、店頭ではおおむね10~15度程度の海水の中で保存されています。そのため、夏場はできるだけクーラーの中で保管し、使う分だけ小出しにする方法が安心です。特にチロリは暑さと乾燥に弱く、あっという間に弱ったり死んでしまったりします。クーラーで保管していても、2日目には元気が大きく落ちてしまうことが少なくありません。
一方、岩デコや青イソメは比較的丈夫で、クーラーの中なら3日程度生かしておけることが多く、条件が良ければ1週間ほど持つ場合もあります。
究極の保存方法としては塩漬けも有効です。特にチロリは塩漬けにすることで鈎に刺しやすくなり、扱いやすさが向上します。しかも、キスの食いも活きエサと比べて大きく落ちるわけではありません。
また、チロリは温度管理に加えて酸素も重要です。ブクブクをセットした小型の活かしバッカンをクーラーに入れ、温度を一定に保ちながら管理する方法が理想的な保存方法といえるでしょう。