三重県(2014年4月15日)

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三重県との県境に近い那智勝浦に宿泊したのはよかったのですが、朝を少しのんびりしすぎてしまい、この日の釣行時間が気になりながらの出発となりました。
熊野川を渡ると、いよいよ三重県。

そこから北へ続くのが、あの長大な砂浜、七里御浜です。もともとは大泊海水浴場を目指していましたが、予想以上に到着まで時間がかかりそうだったため、急きょ道の駅パーク七里御浜手前の浜で勝負することにしました。
とはいえ、関空からの帰りの飛行機の都合もあり、ここで許された釣行時間はわずか約30分。まさに短時間決戦です。

事前にいただいていたポイント情報を信じ、浜を5分ほど歩いて釣り座を決定。ところが、現地の状況は予想以上に厳しいものでした。
向かい風の影響でうねりが入り、波は高く、波口ではどどーんと大きな白波が立ち上がっています。
「これはヤバい。」
正直、釣れない雰囲気が漂っています。
 
それでも気を取り直して第1投。
結果は素針。
しかも仕掛けがかなり左へ流されてしまいます。
そこで、発泡シンカーは封印し、流されにくいトップガン30号へ交換。

2投目は、先ほどより仕掛けが安定し、流され方もかなり抑えられました。
しかし、これもまた素針。
 
そして迎えた最後の3投目。
「これで釣れなかったら、三重県はもう一回来なきゃいけないかな……」
そんな弱気な妄想を抱きながら、超スローでサビいていると――
 
キター(^_^)v
突然の明確なアタリ。
ここは慌てず、じっくり待って、確実にフッキング。
「よーっし、乗ってるぞー。」
とはいえ、波口の波は2mほど。
ここでバラしてはすべてが終わります。慎重に、慎重に巻き上げ、ついに手にしたのは

待望の1匹。
この1匹は、本当にしびれました。
一気にテンションは最高潮です。
 
サイズは20cmにわずかに届かない、19cm。
それでも、この状況、この時間、この一尾の価値は十分すぎるほど大きいものでした。
 
そして釣りを終えたあとは、関空へ向けて帰路へ。ナビが示したルートは海岸線ではなく、紀伊半島を横断する道。途中には、ところどころ熊野古道の案内も現れ、最後まで旅情を感じさせる道のりとなりました。
 
わずか30分、たった3投。
それでも三重の海で手にしたこの1匹は、強く心に残る貴重な一尾となりました。


【釣行データ】
釣行日:2014年4月15日
釣行場所:三重県七里御浜(3投)
釣果:1匹19cm
潮:大潮 満潮5時半時頃
天気:晴れ
 
【今日のタックル】
ロッド:キススペ405CX+
リール:キススペコンペ
天秤:SESSYA超発泡キスHFKAISO型90mm25号、トップガン30号
仕掛:拙者競技モデル50本連結仕掛 ケイムララメ糸 グリーン夜光塗 byササメキステック5号