キャスティング

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オーバースロー


最初に、キャスティングの基本となるオーバースローを確実にマスターしましょう。オーバースローは、砂浜・防波堤・波戸・護岸など、さまざまな場所で使える基本の投法です。特に、足場が悪い場所や、錘を地面に置けない状況では、この投げ方しかできない場面も少なくありません。
 
飛距離は他の投法ほど期待できませんが、方向性に優れ、狙ったポイントへ正確に投げやすいのが大きな特長です。また、投げ方による個人差が比較的少なく、初心者にも身につけやすい投法です。
 
<拙者のコダワリ>
砂浜で3色未満の近距離を狙うキス釣りや、錘を地面に置けない場所での置き竿のキス釣りでは、私はほとんどオーバースローを使っています。慣れてくると5色程度まで飛ばすこともでき、実釣で十分に活躍してくれる実用的な投法です。

 
 

スリークォータースロー


オーバースローをマスターしたら、次はより遠くへ飛ばせるスリークォータースロー(V字投法)にチャレンジしましょう。この投法は、錘を地面に置いてキャスティングするため、できるだけ凹凸のない平坦な場所で行うことが大切です。前後左右の傾斜が少ない場所を選ぶことで、安定したフォームで投げやすくなります。地面に凹凸があると、キャスティング時の錘負荷が安定せず、二度振りの原因となり、仕掛け絡みや道糸のガイド絡みが起こりやすくなります。また、地面に傾斜があると、スムーズで安定した動作が難しくなり、飛距離が落ちたり、狙った方向から外れてしまうことがあります。

錘の垂らし位置は、バットガイド付近を目安にします。構えるときは竿先を地面に付け、竿先・錘・仕掛けが一直線になるように仕掛けを置くのが基本です。正しい形で構えることで、安定したキャスティングと飛距離アップにつながります。
 
<拙者のコダワリ>
砂浜で6色未満のキスを狙う場合、私はほとんどスリークォータースローで投げています。慣れてくると7色程度まで飛ばすことができ、キス釣りでは非常に実用性の高い投法です。

 
 

回転投法


さらに飛距離を求めるなら、回転投法にチャレンジしましょう。回転投法は、錘が砂浜の上を走るため、スリークォータースロー以上に、凹凸の少ない平坦な場所を選ぶことが大切です。前後左右の傾斜が少ない場所ほど安定したキャスティングがしやすく、特に砂浜の傾斜は、思っている以上に飛距離や方向性へ大きく影響します。
 
この投法は個人差が大きく、人の動きをそのまま真似するのが難しいのが特徴です。基本は、下半身のリードで腰を回し、その動きに合わせて上半身が捻られ、錘の負荷が徐々に竿へ乗っていきます。そして竿がしなり、振るスピードが最大になった瞬間にリリースします。しかし最初のうちは、足の運びや身体の捻り方がつかみにくく、習得にはかなりの練習が必要です。バランスの良い体重移動と、右手の押し出しが飛距離を伸ばす大きなポイントになります。
 
錘の垂らし位置は、リール付近を標準とし、竿や錘に合わせて最適な位置を探ります。構えるときは投げる方向とほぼ反対側を向き、竿先・錘・仕掛けが一直線になるようにセットします。さらに、竿と力糸の角度が90度になるよう意識することが大切です。回転投法を身につける近道は、スリークォータースローの構えから少しずつ竿の角度と身体の向きを変えていくことです。段階的に動きを広げていくことで、無理なく回転投法へ移行できます。
 
<拙者のコダワリ>
最初のうちは飛距離も方向性も安定しませんが、ひたすら練習を重ねることで、毎回同じタイミングで投げられるようになり、飛距離と方向性が安定してきます。慣れてくると7色以上飛ばすこともでき、遠投を武器にしたい方には大きな魅力がある投法です。

 
 


 

スポーツキャスティング

 
スポーツキャスティング(SC)とは、釣りにおける「投げる技術」を競技として体系化したスポーツです。魚を釣ることを目的とせず、専用のシンカー(重り)を用いて飛距離や正確性を競います。遠くへ飛ばす遠投競技と、決められたポイントへ正確に投げる正確投げ競技があり、いずれも高度なフォームやタックル操作が求められます。投げ釣りの技術向上に直結する競技として、多くのトップアングラーが取り組んでいます。
 
遠くへ飛ばすための秘訣
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スポーツキャスティングFAQ
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