2004バトルキスin白石

第3回拙者杯キス釣り選手権大会が終わって、
「8月末にバトルキスin白石浜、10月にキス釣り王座決定戦やります。」是非参加して下さい。」と渚のシンドバットさんからお誘いあり。早速、「キャスティング九州」をチェックして、掲示板に「参加しまーす。」と書き込んだのでした。

今回も國さんにチロリの買い出しをお願いしてしまった。國さんありがとうございました。

拙者の投げ釣りファンクラブからの参加者は、投之助さん、國さん、パーマン2号さん、官兵衛さん、むらさきさん、スッピンパワーさん、それに拙者の総勢7名。おー強豪揃いなのだ。第2回拙者杯キス釣り選手権大会の優勝者は國さんだったし、第3回拙者杯キス釣り選手権大会では官兵衛さんが準優勝、パーマン2号さんが3位、投之助さんが4位なのです。実は拙者の投げ釣りファンクラブ必勝体制だったのです。

大会集合時間は5時。3時に起きて、例によって高雄にある「博多ラーメン」で早い朝食。ラーメン290円也。福岡県はほんとラーメン天国です。その後、すぐ近くの官兵衛さんの家に迎えに行きました。

白石浜海水浴場の看板を左折したところで、國さんから電話。
「今どこですか?白石浜海水浴場の看板を左折したら間違いですよ。」とまるで、どこかで見ていたかのようなグッドなタイミング。

やっと駐車場に到着。國さん、パーマン2号さん、投之助さんも既に到着していた。むらさきさんとスッピンパワーさんは初対面なので、たぶん、判らないだろなー。と思っていたら、國さんとは以前から知り合いだったみたいで、難なくご対面。これで7名集合完了。幹事の渚のシンドバットさんに挨拶して、参加費2000円也を払ってエントリー完了。前回の拙者杯に参加していただいた、たつのおとしごさんと浜ちゃんにもご挨拶。そして、キスkenさんに無線LANカード渡しました。お買い上げありがとうございました。yamajunさんにも挨拶しようかなーと思っていたら、結局できなくてすんませーん。

開会式では、「本日の大会には拙者の投げ釣りファンクラブからも7名の方が参加されています。」と渚のシンドバットさんからみなさんへ紹介を受けました。ナイスな紹介ありがとうございました。

開会式が終わり、5時40分、拙者軍団7名は國さんを先頭にして、真っ先にポイントへ移動した。西から順番にスッピンパワーさん、むらさきさん、パーマン2号さん、國さん、拙者、官兵衛さん、投之助さんの順番。

今日の拙者のタックルは、ロッドがキススペシャル405CX+、リールはテクニウムMg、力糸はナイロン、道糸はPE0.8号、デルナー天秤30号、モトスはホンテロン2号、ハリスは1号、鈎は6号の5本鈎。エサはチロリと岩デコを使用。

第1投目、3色位でアタリがあった。いきなり3連。20cmオーバーが1匹。それから、すぐに7本鈎仕掛けにした。段々アタリが近くなり、2色位でも当たってくるようになった。でも最大で4連止まり。

そのうち、國さんが場所移動を始めた。官兵衛さんと投之助さんの間へ移動した。結果的に、これが大正解だったのでしょう。大会終了後に、國さんに「何で場所移動したの?」と尋ねたら、

「あっちの方にキスの大群が見えた!!」
ちょっと誇張してますが、そんな感じみたいです。

さて、拙者はエサを岩デコに変えてみたけど、キスのアタリは変わらないよー。結局チロリに戻してしまった。あっという間に8時になってしまった。國さんがやってきて、
「拙者さん、何匹?」と國さん。
「35匹かな。」「同じ位ですよー。」と國さん。えー、ホントかな。國さんの方が断然釣ってるように見えたけどなー。

キスのアタリはずーっと続いているけど、フグや、メゴチの外道が混じってきた。7本鈎の下鈎4本に掛かる事が多かったので、物は試しと一気に15本鈎にしてみた。長がーい。15本鈎なんて今までやった事無い。
はたしてどうなるのだろう。と思って、恐る恐る投げてみた。ちなみに鈎の間隔は約30cmなので全長約4.5m垂らしが1mとして全長5.5m思わず笑ってしまいました。慎重にオーバースローした。

「おーっと飛んだ。何とかなりそう。」仕掛け絡みは無かったものの、これでも5連が精一杯。さびく速度は速くないし、何でだろう。
と思いつつ、15本鈎をもう一度投げてみた。今度は3匹のみ。おまけに4本の鈎が仕掛け絡みを起こしていた。

シマノやがまかつの大会だと、ほどく時間がもったいないので、仕掛けをばっさり切って、速攻結び直すのだけど、何故か今回は、無謀にもほどき始めてしまったのでした。これが予想以上にロスタイム。

結局ほどけずに最後にはばっさり切ったのですが、あのロスタイムがあれば、き
っと2kgは越えてたな・・・。と言うのは大袈裟ですが・・・。またまた、懲りずに12本鈎で挑戦してしまった。

我ながら、こんな事してアホじゃん!と思いながら、チャレン、チャレンジ。
でも、キスが付いてくるのは1~3匹だけ。それでもめげずに12本鈎のまま続行したら、キスが仕掛けに絡まり、またまた、仕掛けがらみ発生。さすがに諦めて、7本鈎にしたのでした。

そー言えば、「写真撮ってないなー」と思い、皆さんの所へデジカメ持って遊びに行きました。むらさきさん、スッピンパワーさん、パーマン2号さんは揃って「このポイントはフグだらけー!!遠投して良型がパラパラですよ。」

「他のポイントは近場で、連でアタリ来てますよね。ここはダメだー。」と嘆きの声。
國さんと官兵衛さんは相変わらず、釣れている様子だった。投之助さんは、元気してるかなー。

「どーですか?」「アタリが少なくなってきたね。」と投之助さん。この時既に、25cm2本上げていたのに黙ってましたね。て言うか、きっと忘れてましたね。

時間は残すところあと30分。渚のシンドバットさん登場!
「どーですか。釣れてますかー。」
「釣れるには釣れるけど、散発的ですねー。」と拙者。
拙者のクーラーの中を覗いて、「結構釣ってるじゃないですか。」
「上位に食い込みますよ。」と渚のシンドバットさん。

後で冷静に考えてみたら、クーラーの縦1/3しかキスは入って無いので、魚投入口から見ると、キスが満タンに見えたのでした。

いよいよ最後と言う時に、ぐぐぐぐぐっと鋭く重いアタリ。
「おー尺ギスかー」と期待度100%。慎重に引いてくる。残り25m海面でバシャバシャやっている。でかーい。やっと魚影が見えた。

「あれ、何だか顔が違う。」と思った瞬間、あれれれれ、軽くなった。
ばれたー。ゲゲゲゲゲっと。なんだそれ。何だったんだあれは。きっとセイゴかヤズでしょうね。てなわけで、大会終了。何だか不完全燃焼じゃー。  

検量でーす。國さんの釣果見て、たまげました。やっぱり、きっちり量稼いできますね。すばらしい。官兵衛さんも、すげー。おっと投之助さんはでかいキス2本。むらさきさん、スッピンパワーさん、パーマン2号さんは、ポイントに恵まれず今ひとつでしたね。でも、良型揃ってましたね。やっぱ、近投で手返し良く釣れた方が量は稼げますね。yamajunさんもかなりの量を釣ってましたねー。

表彰式が始まるまで三々五々話していたら、「拙者さんですか?」と声を掛けられました。「あーそうですよ。拙者です。」
「いつも拙者さんのHP見てます。糸島方面にはよく行っています。」
「今度、掲示板に書き込んで下さいね。」と拙者。
名前をお聞きしたけど、すみませんーん。どなたでしたっけ。大野城の方でしたよね。ハンドルネームだとすぐに覚えるのに、名前はちっとも覚えられません。

表彰式でーす。優勝は國さん2.62kg。おめでとうございます。賞品は好きなのどうぞと言う事で、ダイワのクイックドラグ付きリールのパワーサーフQDをゲットしましたね。きっと、そのうちに売りますコーナーに登場する事でしょう。これは冗談です。

3位はyamajunさん。おめでとうございます。ダイワの新型クーラーゲットしましたね。
拙者は14位。砂紋1.2号と天秤おもりをゲットしました。ありがとうございます。参加費2000円なのに豪華な賞品ですよねー。

釣具店2店(つり天狗ヤナイさん と長崎の釣具店さん)の協賛でしたね。
そして、ジャジャーン。大物賞は投之助さん、25.9cm。おめでとうございます。確か、賞品は釣り用リュックでしたかね。

みんなで記念撮影して、大会終了。次回は10月17日に宮地浜でキス釣り王座決定戦ですね。 

疲れ知らずの拙者達は、その後、第2ラウンドに突入しました。國さん、パーマン2号さん、官兵衛さん、と拙者の4人です。やはり優勝者の國さんは、ここでも優勝でしたね。20cmを中心に最大24cmが20匹とは、貫禄で優勝です。

拙者は7匹だけ。
そー言えば、さっきの大会までは力糸をナイロンにしていたけど、PEに変えてみました。

最近ずーっとナイロンでやってたので、非常に違和感あったけど、やっぱり、PEの方がアタリが鮮明に判って、楽しい!!尺ギスかーと思ったら、18cm位だったりして。感度は抜群!!

ダイワの大会はPEの力糸で行くぞと決め、途中から投げ練習に突入。國さんにチェックしてもらい。右手の使い方の指摘とアドバイスを頂戴。後は練習あるのみですね。拙者のタックルで國さんに投げてもらったら、軽く1色違いましたね。まともに投げたら、たぶん2色違ってたでしょう。

<あとがき>
主催者のダイナミックサーフの皆様大変お疲れ様でした。渚のシンドバットさん、大会にお誘い頂き大変ありがとうございました。拙者の投げ釣りファンクラブから大挙して参加して、優勝だけでなく、大物賞まで頂きありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。拙者杯の方へも是非参加して下さいね。あーっと思い出しました。渚のシンドバットさんにキャスティング教えてもらおうと思ってたのに・・・。今度お願いします。

<あとがき その2>
今回のドキュメンタリーは今までと違ったタッチで書きました。どっちもどっちですね。小説家になる気はないけど、こうやって文章書いていると、ストーリー展開とか、書き方とか気になりますね。

今日も通勤電車の中で喜多嶋隆の小説読んでて、文が現在進行形と過去形がごっちゃになってる事に気が付きました。これはこれでありなんだと。ダイワのトーナメントドキュメンタリーはどんなタッチで書こうかな。今から考えよう。そんな事よりも、釣りに集中しなさい。ですよね。