福島県いわき市から車で30分ほど走ると、茨城県北茨城市の大津港西浜に到着しました。せっかくここまで来たのだから、まずは竿を出してみます。
しかし、浜に立った瞬間から、どこか釣れそうにない空気が漂っています。嫌な予感は的中し、わずか2投で見切りをつけて撤収することにしました。
そこで、拙者の投げ釣り会員さんからいただいた情報を頼りに、高萩市方面へ移動。国道を走っていると「高萩海水浴場」の標識を見つけ、海岸へ出てみました。すると、目の前にはかなり長く続く海岸線。けれども、海にはうねりが入り、白波が立っています。さらに雨まで降り出し、条件はどう見ても厳しそうです。
まずは沖合のテトラポット内側を狙うことにして、SESSYA超発泡キスKAISO20号90mmで4色ほどのちょい投げからスタート。1投目は10本鈎、鈎は最初から4号です。フグの反応はあるものの、キスのアタリはありません。しかもゴミが多い。
2投目から4投目までは、テトラポットの間を丁寧に探ってみましたが、状況は変わらず、ゴミばかり。
「んーん、厳しい(>_<)」
そんな思いが強くなります。
そこで、比較的波が穏やかに見えた関根川河口付近へ移動。河口正面から沖のテトラポットを避けるように、タングステンデルナー型25号90mmへ交換して遠投します。ここからは、テトラ内側狙いをやめて沖狙いに切り替えました。
5投目。
6色付近にかけ上がりがありそうで、何かモゾモゾした反応があります。しかし巻き上げてみると、ゴミが絡んでいるだけ。
そして、ついに雨は本降りになってきました。
6投目。
6色でようやく良いアタリ。
「キター。」
けれども、何か違う。上がってきたのは本命ではなく、がっかりする魚。
7投目は素鈎。
この海の状況と天候では、やはり厳しい。
「茨城県は、また明日もチャレンジかな……」
そんなことを考え始めるほどでした。
しかし、8投目。
再び6色でいいアタリ。
今度こそ、明らかにキスのアタリです。
慎重に、慎重に巻き上げると、上がってきたのは17cmと12cmのダブル。ようやくたどり着いた、うれしい本命でした。
時刻は17時30分。雨も止みそうにありません。こうして、この日の茨城釣行はここで納竿となりました。
厳しい海況と雨の中での一尾は、数以上に価値のある一尾。東日本の海を追いかける旅の中で、忘れがたい1ページとなりました。
【釣行データ】
釣行日:2014年9月1日
釣行場所:茨城県北茨城市大津港西浜、高萩市関根川河口
釣果:16時頃から8投 キス2匹 最大17cm
潮:小潮 干潮13時頃
天気:曇り
【今日のタックル】
ロッド:キススペ405BX+
リール:キススペコンペ
天秤:SESSYA超発泡キスHFタングステンデルナー型25号90mm、KAISO20号90mm
仕掛:拙者競技モデル50本連結仕掛 夜光2色塗り 2色発光玉付き byササメ キステック 4号