先日、某キス釣り大会において、65歳の参加選手が1回戦試合開始前の釣り場待機中に心筋梗塞で倒れる不測の出来事がございました。持病があったそうです。近くに居た選手が介抱し、救急車で病院に運ばれましたが、お亡くなりになりました。この出来事に関して大会関係者からヒアリングを行い、不測の事態や事故を想定して、拙者の投げ釣りが主催する大会運営を今後どうするかを社内で協議いたしました。

1. 選手の目が届く範囲に大会スタッフを配置する。
2. 救急車と救急隊員が駆けつける動線の確認と確保。
3. AEDを準備する。

　これらは一例ですが、現在の運営方法を根本から変える必要があります。しかしながら、それを実現するには、人的にも、資金的にも困難な問題があります。長年にわたり、大会に参加して頂きました選手の皆様。今年の大会を楽しみにして頂いた選手の皆様。大変急ではございますが、今年度以降、拙者の投げ釣りキス釣り大会、キス釣り対抗戦は中止させて頂く事に決定いたしました。身勝手な決断と思われるかもしれませんが、拙者の投げ釣り（株）SESSYAとして主催する以上は社会的責任があります。現状では選手の皆様の安全安心が確保できません。ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

2019年6月4日　株式会社SESSYA　代表取締役　山内俊彦